家で仕事するか、最高の場所で仕事するか
オフィスはけっこうお金がかかる
オフィスを借りるのはなんだか難しい
「じゃあ、流行のSOHOで家をオフィスにすれば良いんじゃない?」
そうですね、それも確かに一つの選択肢です。費用も低くおさえられます。
しかし、家を仕事場にしている人の多くは伸び悩んでしまうようです。私が実際に見てきたところ、それにはいくつか明確な理由があります。
その理由は、自宅をオフィスとして利用する事で、オフィスコストは確かにかからなくなりますが、確実に「別のコスト」を強いられる事になるからです。
このコストは、オフィスにかけるコストより大きいかもしれません。
あなたの生活に深く関係してきますから、仕事と生活の両面で影響してきます。ですから、非常に「つらいコスト」になりますので注意が必要です。
家は基本的に「くつろぐ」場所です。
疲れた体や精神を「癒す」場所です。安らぎに満ちた空間であるべきです。
しかし、そのような場所に仕事場を持ち込むとどうなるでしょう?
仕事場・オフィスというのは、ある意味、戦場のような場所でもあります。本来の「癒し」の空間と戦場では、全く正反対です。
全く正反対な活動が同じ場所で行われることになってしまうワケです。
相反する機能の共存が非常に難しいのは、誰しも経験する事です。
「癒される場所」と「戦う場所」が同じ場所で、あなたは幸せになれるでしょうか? 快適に暮らしていけるでしょうか?
温泉宿にグレーの机があったら・・・
ちょっと例をあげて考えてみましょう。
あなたが仕事ですごく疲れて温泉にでもいったとしますよね、その温泉宿の新鮮な畳の香りがする部屋に「グレーの机」と黒い椅子があって、パソコンとかインターネットの配線とかFAX電話とかコピー機とかがあったら、どうですか?
疲れ、とれますか?
さらにその場所が公開されていて、取引先やお客さんがひっきりなしに訪ねてきたら・・・
嬉しいですか?
あなたはその時、どう感じるでしょうか?
自宅をオフィスにすることは、温泉宿に仕事場があるようなものです。
恐ろしい悪循環
だから、自宅をオフィスにすると「仕事場=戦う場所」と「ホーム=癒される場所」のどちらの機能も果たせなくなります。
機能不全になってしまいます。
仕事と生活の境界が無くなり、仕事にも集中出来ないし、安らぐ事も出来なくなってしまう。
仕事に集中できなくなってうまくいかなくなる上に、安らぐ事も出来なくなりますから、イライラしたり、家族の人に八つ当たりするようになって、ますます癒されない状態になり、それがまた仕事へ影響して、ますます仕事がうまくいかなるという恐ろしい悪循環に陥ります。
自宅オフィスが強いる深刻なコスト
自宅をオフィスにするのは、このような「コスト」が厳然と存在するのです。
これは見えないコストですから、実感しにくいです。
だから、安直にこちらを選択してしまうんですね・・・いつの時代も安易な方に流れると最終的にはうまくいかない事が多いです。
仕事場を安く手に入れる代わりに、安らぎの空間を失います。
公と私の区別や仕事と生活の境界が無くなり、夫婦ゲンカ、親子ゲンカが絶えなくなるというようなことがコストとして、重くのしかかってくるのです。
このコストは非常につらい形で、あなたの成功を邪魔していきます。
実際、大企業が一時期やっていた「在宅プラン」というのはことごとく失敗しました。
そして私は、自宅で仕事をしていた多くの起業家から同じような例をたくさん聞いて、コストだけを考えて自宅をオフィスにするのは、必ずしも得策ではないのだと考えるようになりました。
自分や自分の家族が不幸になったら、それが最も高いコストです。
そのコストこそ、最も避けなければならないコストであるし、最も高くつくコストだと考えるようになったのです。
自宅をオフィスにするというのは、このように決して費用対効果が高い選択肢ではありません。
仕事に集中できる環境が無い上に、お客様や取引先と商談することすら出来ないですし、郊外であれば、お客さんに呼ばれてパッと会いに行くことも出来ません。
さらに悪い事があります。
家を仕事場にしていると、仕事が取れなくなっていくのです。
オフィスを変えただけで、急に仕事が入り始める
友人 「えっ、急に仕事が入り始めた?」
「何をやったの?」
あなた「うーん、オフィスを変えただけ」
友人 「それだけで?」
青山にオフィスを借りた。
すると・・・
「急に仕事が入り始めた」
なんてことが実際におこります。
私はそのようにして成功していったお客様をたくさん見てきました。
やはり、日本人の立地に対する印象は強いのです。
ちょっと想像してみて下さい。
あなたが営業をする時、名刺を出しますよね。
その時、もし自宅をオフィスにした場合は、すぐに住所で分かってしまいます。
その瞬間、あなたの見込みのお客様が考えることはだいたい同じです。
「この人、大丈夫かな・・・?」
あなたが勤めていた時の事を思い出して下さい。
マンションなどの自宅を事務所にしている人に、仕事を任せたいと思ったでしょうか? なんとなく「信用出来ないな」と感じたのではないでしょうか?
この感覚は、非常に根強いです。
こういった根強い感覚に逆らってはいけません。他人の感覚を変えるのは容易なことではありません。
自分を変えてしまった方が早いのです。
「最高の立地」に「最少の費用」でオフィスを
ですから、起業時だからこそ、なるべく信頼される所にオフィスを構えるべきです。
そのほうが長期的に考えると「断然おトク」だし「合理的な選択肢」なのです。
最高の立地にオフィスを構えて「信頼」を得ます。
そして、早急に安定した収入をつくるのが理想です。
でも最高の立地という事は、そこを希望する人も多いわけです。
当然、人気があります。
そこを借りたい人は、たくさんいます。
みんな少しコストが高くてもそれを十分ペイするメリットがあると知っているんですね。
だから、青山などの立地は常に人気があります。
このように人気のある場所には、多くの人が殺到するような状態になります。
そうすると、貸す側のビル大家さんが強くて、借りる側の起業家は弱くなってしまいます。
だから、借りようと思ったら大変です。
価格が高かったり、家主が横柄だったり、独特の商習慣が存在したりします。
オフィス選びで100万円を生み出そう!
本書の目的は、事業の武器となるオフィスを「最小の費用」で借りるためのポイントをあなたにお伝えする事です。
オフィスを「借りる側のプロ」として、自分がいつも気をつけている点、それによってどうやってお金を生み出しているかをまとめました。
私は必要に迫られて500棟以上のオフィスを実際に見て真剣に検討してきました。
オフィスを借りる人の99%は、そんな経験も無しにオフィスを選ぶしかありません。
だから多かれ少なかれ、失敗してしまいます。
そして、必ず損をしています。
規模にもよりますが、簡単に100万円くらいの差が出てしまいます。
ちょっと知っている、
ちょっと交渉してみる、
それだけで100万円もの費用を浮かせる事ができるのです。
本書を読むに要する時間は約30分。
それで100万円。
時給200万円です!(^.^)
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